英会話　TOEIC　独学

「英語の発音が良くなる」

独学英会話・スピードラーニングをしていて、一番効果を感じるのは、この「発音が良くなること」だと思います。もちろん、スピードラーニングが宣伝している「話せるようになる」「聞き取れるようになる」という効果もあるでしょうが、個人的には発音への効果は絶大だと思います。

あるとき、仕事でやりとりしたある方(外国人)に初めて会ったときに、「発音がとてもきれいですが留学でもしていたのですか？」と聞かれたことがあり、嬉しかったのを覚えています。

その代わり、英語がペラペラ(ネイティブ並みに話せる、という意味で)と勘違いされて、外国人の方に猛スピードで喋られてちょっと困ったこともありますが…

TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)

今や入社試験や社会人になってからも必須となっているTOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)。独学英会話トレーニングのスピードラーニングをやれば、TOEICのスコアもアップするのでしょうか？

TOEICの試験は半分がリスニング、半分がリーディングなので、リスニングの方にはとても効果があると思います。しかし、残り半分はリーディングなので、スピードラーニングの独学英会話だけでは高得点は望めません。

私が会社でTOEIC試験を受けることになったときに行ったのは、�@スピードラーニングに加えて、�A模擬試験問題集1冊と、�B文法問題集1冊です。

�Aの模擬試験問題をやる目的は、TOEIC試験に慣れるためです。TOEICを受験したことがある人はよく分かると思いますが、TOEICは時間配分が一番重要です。その時間配分を体に覚えさせるため、模擬試験をやっておくことが大切です。

私が使用していた模擬試験問題集は「TOEICテスト新・最強トリプル模試3」という本です。1,890円という割安価格で、3回分の模擬試験問題が入っていてお得だからです。

やってみると分かるのですが、この問題集はちょっと難しめです。そのおかげで本番では「思ったより難しくないな…」と感じられる効果もあります。参考として、書籍の情報を下記しておきます。

　「TOEICテスト新・最強トリプル模試３」(ジャパンタイムズ)
　中村紳一郎 / Susan Anderton / 神崎正哉 / 小林美和 著 CD3枚付き　1,890円(税込)

�Bの文法問題集をやる目的は、TOEICのリーディングで文法関連問題に慣れるためです。 文法関連問題は、文法を覚えるよりも、解き方を覚えることが大事だと考えます。私が使用していた文法問題集は「新TOEICテスト これ1冊で730点突破 リーディング問題集」　です。そんなに厚い本ではないので、気負わないで勉強ができることと、中身があっさりしている(説明が簡潔)なので、勉強してて疲れないのがよかったです。

「新TOEICテスト これ1冊で730点突破 リーディング問題集」(こう書房)
　宮野智靖 / 生月亘 著　1,470円 (税込)

これらの組み合わせのおかげで、海外留学、駅前留学無しで、独学で最終的にTOEIC 800点を達成しました。皆さんもぜひやってみて下さい。

独学で語彙力を補う

これだけのことをやっても、英会話、TOEIC含め、英語力をアップさせるのにあと足りないのは、語彙力だと思います。もし知らない単語が出てきても、英会話ではさらっと流してごまかしたり、「今何て言ったの？」と質問すればよいのですが、TOEIC試験ではこれがネックになってしまいます。

語彙力アップのために私が行っているのは、FacebookやTwitterで英語を毎日少しでいいから書くことです。そのために、外国人の友達をFacebook上で作ることをお勧めします。一度友達を作ったら、毎日英語を書くことから逃げられなくなって自分を追い込めますしね。