英会話　TOEIC　独学

学生時代は特に英語が得意というわけでもなく、好きでも嫌いでもありませんでした。就職活動の時期が迫ったのを機に、軽い気持ちであのスピードラーニングを申込み。

「スピードラーニングで本当に英語が話せるようになるの？」「スピードラーニングで英語が話せるなんてどうせ無理でしょ？」なんて考えることもなく、本当に軽い気持ちでした。

英会話を独学で話せるようになりたい！とか、TOEICで○点を取りたい！というのもありませんでした。就職活動にちょっとでも有利になればな〜、と簡単に考えていただけでした。

でも今となれば、やっておいてよかったな〜、と当時の自分の感謝です。いや、スピードラーニングに感謝しないといけないですね。

スピードラーニングといえば、いつでもできる！とか、○○しながらできる！とか、ちょっとの隙間時間でできる！というのがキャッチフレーズとなっています。

私の場合はちょっと違って、「退屈な通学時間を潰せる」と考えていました。ちょっと不謹慎な考え方ですが、当時、電車での通学時間が大嫌いだったので、スピードラーニングのおかげで時間を潰せる、と考えていたのです。

目的がちょっとズレた使い方をしていましたが、嫌いな通学時間を潰せる、という目的のおかげで、英会話の勉強を苦も無く続けることができました。

ちなみに、現在はCD教材となっていますが、まだカセットとCDの両方が選べる時代で、カセットで聞いていたのを覚えています。

「突然英語が口から出てきたんです！」

英会話教材の宣伝でよく聞く触れ込みですね。あれって本当なの？って思いますが、さて自分の場合はどうだったんだろう……と思い返してみました。

スピードラーニングを初めた後、人生初めての海外旅行に行ったときのこと。海外旅行中は殆ど英語を話すことができず、マクドナルドでの注文もやっとの状況。スピードラーニングを"通学の時間潰し"に使っているツケが来たんだよね、と思っていました。

しかし、旅行の最終日、空港で出国審査を通過する前に、「出国審査を通過した後も両替ってできるのかな？」と考えた瞬間に、傍にいた空港の係員に英語で質問していた自分がいました。

ちゃんと英語が通じましたし、あのときのことをまだよく覚えています。スピードラーニングで英語を毎日聞き続けたという積み重ねの後に、実際に海外で英語を数日間(旅行の間)聞いたことが引き金になったのかなぁ、と思います。